ジャガーとヒョウの違い:web動物図鑑
ジャガーとヒョウをパッと見分けるのは、なかなか難しいです。ここでは、ジャガーとヒョウの違いについて説明します。
模様
一番見分けやすいのは模様です。
ジャガー:黒く縁どられた部分の中に複数の黒い点がある。
ヒョウ:模様の中に黒い点はない。
ジャガーとヒョウの一番の簡単な見分け方は模様をみることです。よく見ることができる場合は、まず模様に注目しましょう。
頭の大きさ
ジャガー:体に対して頭は大きい。
ヒョウ:体に対して頭は小さい。
頭の大きさからもわかるように、ジャガーは、顎が発達していて、ネコ科の肉食獣の中で、噛む力は最大級です。ジャガーは強靭な顎で、カメの甲羅に穴を開けて食べたり、ワニを捕まえて食べたりします。
尾の長さ
ジャガー:体の大きさに対して尾は短い。
ヒョウ:体の大きさ対して尾は長い。
体の大きさに対する尾の長さはパッと見比べやすいです。ジャガーとヒョウを比べると、ジャガーの方が、体の大きさに対し、頭が大きく、尾が短いので、がっしりした体型をしているように見えます。一方でヒョウは、体の大きさに対し、頭が小さく、尾が長いので、スリムな体型に感じると思います。
分布
最後に分布です。
ジャガーは、南米から中米、メキシコに生息しているのに対し、ヒョウはアフリカから中東、南アジア、東南アジア、中国、ロシア極東部に生息しています。ジャガーと、ヒョウの生息地は重なっていません。