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理系出身の筆者、生物や化学のおもしろさを伝えるためのサイトです。当面は、生物や動物、それらに関連する技術・研究のメカニズムについて発信していきます。温かい目で見守って下さい。

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ヒョウの特徴:web動物図鑑

ここではヒョウの特徴を紹介しています。web動物図鑑の詳細解説です。

木の上で寝そべっているヒョウ

食事

ヒョウは多種多様な生物を捕まえて食べます。

  • 有蹄類(ひづめのある動物)、
  • 霊長類(サル)
  • 爬虫類、
  • 齧歯類(ネズミなど)、
  • 魚類
  • 鳥やその卵
  • 昆虫

ヒョウは確認されているだけでも、100種以上の動物を捕まえて食べます。自分よりも大きな動物を狩ることができます。めったにありませんが、キリンを捕らえることもあります。

ヒョウは大きな獲物を捕まえた際、ライオンやトラのような大型の肉食獣に獲物が横取りされないよう、獲物を安全な場所まで引きずって行きます。獲物を引きずって、木に登ったり、茂みに隠したりしてから、食事を始めます。また、捕らえた獲物を食べきれない場合は、木の上や茂みの中に隠しておいて、後日残りを食べることもあります。

一方で小さいな獲物は、捕らえたらすぐに食べてしまいます。

分布

ヒョウが生息している地域は以下です。

  • アフリカ
  • 南アジア
  • 東アジア
  • 東南アジア
  • 極東ロシア南部

ヒョウは野生のネコ科の動物の中で、生息域が最も広く、最も繁栄しています。これは、ヒョウが適応力に優れるからです。

ヒョウは以下のような場所を住処にしています。

  • サバンナ
  • 森林地帯
  • 人里近く

このように、ヒョウは生息場所を選びません。適応力の高い証拠です。

さらに、ヒョウは生息している土地の気候によって、毛の長さが異なります。ロシア南部や中国北部など、雪が降るような寒い地域に生息しているヒョウの毛は長いです。一方で、アフリカや中東、南アジア、東南アジアのように、暑い地域に生息しているヒョウの毛の長さは短いです。

狩り

ヒョウは隠れて至近距離(大体5 m以内)まで忍び寄り、一気に襲い掛かかり獲物を仕留めます。小型の動物の場合は首に噛みつき、一撃で獲物を絶命させます。一方、大型の動物を仕留める場合は、のど元に噛みつき、窒息死させます。

さらに、ヒョウは木の上から、獲物に飛び掛かることもあります。獲物も、まさか木の上にヒョウが潜んでいるとは思わないでしょう。

さらに、適応力が高く賢いため、夜間にヒトが住む集落に現れて家畜を襲い捕食します。

模様

ヒョウの毛皮の模様

ヒョウの模様は、専門的にはロゼッタ(バラの花びら)模様と呼ばれています。この模様のおかげで、獲物に忍び寄る際に、周囲の景色と同化しやすくなります。その結果、獲物に発見されにくくなり、狩りの成功率が高まります。ヒョウに似た動物に、ジャガーがいます。ジャガーの模様は、ヒョウの模様と非常によく似ていますが、異なります。詳しくは以下を参考にしてください。

ジャガーとヒョウの違い:web動物図鑑

ジャガーの特徴については、以下を参考にしてください。

ジャガーの特徴:web動物図鑑

ヒョウの模様は、以下のように生息域によって少しずつ変化します。

  • 東アフリカ:丸みを帯びている
  • 南アフリカ:四角ばっている
  • アジア:模様が大きい

また、色合いも変化します。

  • 寒い地域:灰色がかっている
  • 熱帯雨林:暗みがかった金色

一言

最も繁栄している野生のネコ科の動物は、ヒョウというのは意外ですよね。つい、ライオンやトラが最も繁栄していると思うかもしれませんが、違うんです。

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